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幼児からの子育てに関する様々な情報を紹介しています。特にワクチン情報には力を入れています。
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接種開始後、初めてヒブワクチン肺炎球菌ワクチンの両方を接種した乳児が死亡しました。

熊本市は13日、市内の医療機関でインフルエンザ菌b型ヒブワクチン小児用肺炎球菌ワクチン接種を3日に受けた2カ月の男児が、翌日に亡くなったと発表した。厚生労働省によると、同様の死亡は全国8例目で、一時見合わせていた両ワクチンの接種を4月に再開した後では初めてという。

熊本市感染症対策課によると、男児に持病はなく、死因は「乳幼児突然死症候群」の疑いが強いという。接種との因果関係は不明で、国で調査する。
厚労省では、両ワクチンの接種後に乳幼児が死亡する例が相次いだため3月に接種を見合わせていた。(2011.06.14朝日新聞)
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予防接種後にポリオ発症 ~0歳児、生ワクチン原因か

ウイルスに感染すると手足にまひが出る病気のポリオで、予防接種生ワクチンが原因とみられる患者が、先月東京都で報告された。厚生労働省によると、今年の患者報告は初めて。

国内では安全なワクチンを開発中で来年度に薬事承認される見通しだが、間に合わなかった形だ。
都や国立感染症研究所によると、患者は0歳の男児。
予防接種後の4月中~下旬に、右足のまひや発熱などの症状が出たという。
便から検出されたウイルスは国内で使われるワクチン由来のものだった。
5月に医師がポリオと診断した。

国内で認められているポリオワクチンは、ウイルスの毒性を弱めた生ワクチンで、口から飲むタイプ。
腸の粘膜に免疫がつきやすい長所がある。生後3ヶ月~1歳半の間に2回接種が一般的だ。
ウイルスの病原性をなくす処理をする不活化ワクチンと違い、生ワクチンはまれに接種による患者が出る。
2001年度以降の10年間で15人で、保育園などや親への2次感染を含めると21人にのぼる。

不活化ワクチンへの切り替えの必要性は、十数年来叫ばれてきた。
定期接種DPTジフテリア百日咳破傷風)に加えた混合ワクチンを4社が開発中だが、待ちきれない医師らが昨年、未承認海外ワクチンを輸入し希望者に接種を始めた。関心も人気も高まっている。

厚労省は国内開発の不活化ワクチンが12年度中に承認され、早ければ接種可能になるとの見通しを、先月末に示した。(2011.06.05朝日新聞)

ワクチン その4 ~肺炎球菌対策 接種早めに

生後半年を過ぎた頃から3~4歳ごろまで、子どもはよく熱を出します。
その多くはウイルス感染(かぜ)による発熱ですが、まれに細菌性髄膜炎という重い感染症にかかっていることがあります。
主な原因の一つが「肺炎球菌」と呼ばれる細菌です。

菌の名前には「肺炎」とありますが、子どもではむしろ、中耳炎細菌性髄膜炎の原因として問題になります。とりわけ細菌性髄膜炎は、まれな病気ではありますが恐ろしい病気です。
後遺症を残すことやに至ることもあるのに、進行するまで診断が難しい。
初期には発熱や元気がないなど、かぜと見分けが付きにくい症状しか出ません。

子どもの細菌性髄膜炎の原因の8割以上はインフルエンザ菌b型ヒブ)と肺炎球菌です。
このため、欧米は早くからワクチン接種による予防に力を入れ、ヒブ肺炎球菌のワクチン開発を進めてきました。肺炎球菌ワクチンは、米国では2000年から、欧州でも06年から定期接種されています。
その結果、米国では重症の肺炎球菌感染率が大きく減り、特に1歳未満についてみると、ワクチンが定期接種となって5年後の減少率が82%に達しました。
また、子どもが中耳炎を繰り返したり重症になったりするのを防ぐ効果があることも報告されています。

日本へも、08年12月開始のヒブワクチン接種に続いて、10年2月から肺炎球菌ワクチンの接種が始まりました。現在では多くの自治体で、両ワクチンが無料で受けられるようになっています。
今年に入って接種後の死亡例が報告され、両ワクチンの接種見合わせが一時的に行われていましたが、専門家会議の結果、ワクチンの安全性に懸念は無いと判断され、4月から再開されています。

肺炎球菌ワクチンは、ヒブワクチンと同じく、生後2ヶ月から受けることができます。
細菌性髄膜炎の危険性が最も高いのが6ヶ月~1歳で、早めに免疫をつけておくことが望まれるからです。
また、集団保育を始めると、半年後には90%以上の子どもがインフルエンザ菌と肺炎球菌の保菌者になるというデータがあります。
保菌者になれば細菌性髄膜炎を発症するということではありませんが、そのリスクは高くなります。
保育園や幼稚園などの集団保育を1歳前から始める場合は特に、早期にワクチンを受けるようにしましょう。

福岡地区小児科医会理事 いなみつこどもクリニック院長 稲光毅さんのお話より
九州大卒。浜の町病院小児科医長、九大病院講師、佐賀県立病院小児科部長などを経て2005年に福岡市西区で開業(2011.06.01朝日新聞)
 

絵本新幹線のたび』が大人気!
好評です 絵本『新幹線のたび』~青森-鹿児島< 再び美しい風景に会えますように
 

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新幹線青森から鹿児島まで旅する絵本新幹線のたび」が、人気を集めている。
空からの俯瞰(ふかん)で沿線を丁寧に描き、東北の沿岸部東日本大震災以前の姿のまま。

震災が起き著者も出版社も迷いがあったが、「再び美しい風景を取り戻してほしい」と思いを込め、出版に踏み切った。
三重県在住のコマヤスカン=本名・駒谷貫さん(43)の作。小学生のはるかちゃんと父親が早朝に雪の新青森駅を出発し、「はやぶさ」「のぞみ」「さくら」を乗り継いで、夜に桜の咲く鹿児島中央駅着くまでを描いた。

だが、3月20日の発売を目前に控え、震災が発生。様々な思いをはせて描いた土地が想像もできない姿になるのを目の当たりにし、「絵本を見て悲しい思いをする人がいるのでは」と悩んだ。
それでも、出版社の講談社とともに、「本に描かれた美しい国土を旅できる日が必ず来る」との思いを込め、発刊を決意。印税を被災地に寄付することにした。

発売から2ヵ月足らずで4刷を重ね、計2万部を発行した。児童書としては異例の売れ行きという。ボランティアから「被災地の子どもたちに見せたい」との声も上がる。A4判33ページ。税込み1575円(2011.05.27朝日新聞)


 

ピロリ菌胃がん ~9割の人、除菌に成功 ~

兵庫県の産婦人科医、Mさんは30年来、がもたれる感覚が消えなかった。「いつも、おへその上の辺りに胃の存在を感じていた」と言う。
6年前に初めて、胃の内視鏡検査を受けた。胃の内部が真っ赤で、炎症が起きているのが自分でもわかった。胃の粘膜を調べると、ヘリコバクターピロリピロリ菌)に感染していた。
感染していると胃がんになる可能性がある。Mさんは、ピロリ菌を除菌するために抗生剤を1週間のんだ。すぐに効果を実感した。胃の存在を感じなくなったのだ。
2年前に再度、内視鏡検査を受け、効果を目で実感できた。胃の粘膜がきれいになっていた。

毎年12万~13万人が発症し、約5万人が亡くなる胃がん。「日本人の胃がん患者のほぼ100%がピロリ菌に感染しています」と千葉勉京都大教授消化器内科)は話す。
ピロリ菌は衛生環境の悪い地域にいると考えられている。多くの人は2~3歳に、感染している親がかみ砕いた食物を食べるなどして感染する。

幼い頃に感染すると、その後、何十年も感染した状態が続く。現在、日本人の約40%がピロリ菌に感染している。年齢が高いほど感染率は高く、50歳以上は60~70%が感染している。
ピロリ菌は感染すると胃の粘膜炎症を起こし、胃炎を発生させる。同時に、胃粘膜の細胞の遺伝子に、変異を起こす。
長年、感染しているうちに遺伝子の変異が蓄積し、炎症も加わり、がん化すると考えられている。

杉山敏郎富山大教授(消化器内科)によると、感染者の約8%が胃がんになる。
抗生剤でピロリ菌を除菌すると、胃がんになるリスクが減る。1回の除菌で8割の人、複数回で9割以上の人が除菌できる。リスクを減らす度合いは年齢や胃の状態により異なる。胃がんを内視鏡で切除した後の人などは公的医療保険の適用を受けられる。

感染で起こるがんはピロリ菌による胃がんだけではない。
京都大の千葉さんは「感染で炎症が置き、発がんにつながるという現象は、19世紀にドイツの病理学者ウィルヒョウが提唱して以来、知られている」と言う。子宮頸がん肝臓がん成人T細胞白血病なども感染と深く関係がある。
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(2011.05.26朝日新聞)
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