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Jan 31

 
2度とかかって欲しくない疾患について取り上げます。
それは二つあって、一つは「とびひ」もう一つは「嘔吐下痢症」です。
 
今日は「とひび」についてです。

昨年夏、むーきんぐ(3歳は)とびひにかかりました。
スイミングにも保育園にも行けない上に、治るまでの処置がとにかく大変。
かゆいらしくて、ひっかくのですが、そのたびにとびひが広がっていきます。

シャワーの後、消毒液を塗ってその後薬を塗って、その上にガーゼを切ってテープで貼り付けるという作業を何箇所もしなければなりませんでした。
完治までに10日強かかりましたが、それでも保育園からは早い方だといわれました。

「とびひ」ってなに?

正しくは伝染性膿痂疹(でんせんせいのうかしん)といいます。
子どもに多い皮膚の病気で、黄色ブドウ球菌レンサ球菌が原因で起こる皮膚の感染症のひとつ。
顔や手足にかゆみをともなう水ぶくれができ、それが簡単に破れてその液がほかの場所やほかのこどもに着いたりすると、つぎつぎに飛び火してどんどん広がっていくことからこう呼ばれています。
以前、この「とびひ」は、子どもに夏の間にしか見られませんでしたが、最近ではエアコンや温水プールの普及により、年中見られるようになりました。
また、少数ですが、大人にも「とびひ」画見受けられるようになりました。レンサ球菌が原因の場合には熱が出ることもあります。

どんな症状が現れるの?
「とびひ」は水ぶくれができるタイプ水泡性膿痂疹と、かさぶたができるタイプ(痂皮性膿痂)の2種類があります。多いのは、水ぶくれができるタイプです。
最初は、手足や顔に小さな米粒くらいの大きさの水ぶくれができ、それがだんだん大きくなって、卵くらいの大きさになる事もあります。水ぶくれは簡単に破れて、皮が赤くむけてジュクジュクした状態()びらんになったり、かさぶた(痂皮)をのせるようになり、そこからさらに「とびひ」が拡大したりします。
また、水ぶくれの中の疫やびらん面の液が他の場所や他の子につくと、うつるので注意しましょう。

どうして「とびひ」になるの?
「とびひ」は、虫刺されやあせも、書き傷、擦り傷や失神などに黄色ブドウ球菌や連鎖球菌といった細菌が入り込んで起こります。
水ぶくれのできる「とびひ」は主に黄色ブドウ球菌という細菌が原因です。一方、かさぶたのできる「とびひ」は主に溶血性連鎖球菌溶連菌)という細菌が原因です。
これらの細菌は、表皮というバリアで守られている健康な皮膚には感染しませんが、転んで傷ができていたりアトピー性皮膚炎があったりすると、皮膚の抵抗力が弱くなっているため感染してしまいます。
かいたり、さわったりしてばいきんが入ってしまうわけです。

「とびひ」はlコワイ病気?
早めにお医者さんを受信し、適切な治療をすれば、「とびひ」は決してコワイ病気ではありません。
ただ、「とびひ」にかかっているとき、目の周りやわきの下、股の付け根などが赤くなったり、熱が出たりしたら、ブドウ球菌性熱傷様皮膚症候群(ブドウきゅうきんせいねっしょうようひふしょうこうぐん)(SSSS)という病気かもしれません。また、治ったあと、顔がむくんだら、腎炎の可能性もあります。
ただし、これらの病気も早期に治療を始めれば、大事には至りませんので、症状が見られたら、すぐにお医者さんに相談してください。

「とびひ」を見つけるポイントは?
夏、虫刺されノアとのジュクジュクに気をつけます。
「とびひ」は、主に高温多湿になる5~6月から夏にかけて、皮膚の抵抗力の弱い0~6際の子どもに多く見られます。
「無私さされの後がいつまでもかゆく、ジュクジュクして、なんだかいろいろなところにうつって増えた」という症状がある場合には、この「とびひ」を疑ってください。

「とびひ」を治すには?
お薬が一番の近道。お医者さんに見てもらおう。
「とびひ」には抗生物質が効果的ですので、「とびひ」から?と思ったら、すぐにお医者さんに見手もらいましょう。
ジュクジュクした部分(患部)は、消毒した後、細菌を抑えるための抗生物質の入った塗り薬を塗って、ガーゼで覆います。お薬には、この塗り薬のほか、細菌を抑えるための抗生物質の飲み薬も使います。
かくことによって他の場所に移るのを防ぐために、かゆみ止めの抗ヒスタミン剤が使われることもあります。
薬を使い始めると、通常3日くらいでジュクジュクした幹部が乾いてきます。そうどえないときは、お薬があっていないのかもしれませんので、お医者さんに相談してください。
また、良くなったと思って勝手に薬をやめると再発する恐れがあります。必ずお医者さんに経過を報告し、お医者さんが「薬をやめていい」というまではしっかり治療を続けましょう。

「とびひ」になってしまったら!
Q1:保育園や放置園、学校に入ってもいいの?
A1:「とびひ」は移る病気ですので、お医者さんの許可が出るまではお休みしましょう。
患部を包帯やガーゼ等でおおってほかの子に移さないよう工夫すればと登園、登校できる場合もあります。
他の子どもにうつさないように、なるべく子供同士は触れ合わないように気をつけましょう。
保育園や幼稚園、学校などの集団生活をさせる場合には、患部をガーゼで多い、子どもが直接触れないようにしましょう。
「とびひ」の範囲が広い場合は、やすませたほうがよいこともあります。

Q2:プールに入ってもいいの?
A2:プール(水泳)は完全に治るまでは絶対に禁止しましょう。

Q3:お風呂に入ってもいいの?
A3:お風呂は入ってもかまいませんが、完全に治るまでは、シャワーやかけ湯にとどめ、湯ぶねには浸からない方がよいでしょう。
皮膚を清潔に保つことは「とびひ」のケアの基本です。汗をかいたりして汚れたなと思ったら、あるいは最低1日1回は石けんをよく泡立てて、こすらないように丁寧に洗ってください。ただし、下部が乾くまでは、お風呂につかるより、シャワーやかけ湯で洗い流す方がいいでしょう。
「とびひ」のこの使ったタオルなどは、他の子が使わないよう気をつけましょう。
また、他の子どもと一緒に入るのは避けた方がよいと思われますが、傷や湿疹などがなければ必要以上に神経質になることはないでしょう。

「とびひ」の手当てについて
ひっかかないようにしようね!
「とびひ」になるとかゆいので、こどもはさわったりひっかいたりしてしまいますが、引っかくと他の場所に”飛び火”しますので、引っかかないように木を塚魔性。また、鼻の中には「とびひ」の原因となる黄色ブドウ球菌がたくさんいますから、をいじるのはやめさせましょう。
清潔第一!
皮膚はつねに清潔にするように心がけましょう。患部(ジュクジュクした部分、かさぶたになった部分)は、ゴシゴシこすらずに石けんを浴泡立てて手でやさしく粗い、あとはシャワーで十分流しましょう。洗った後は乾いたタオルで軽く抑えるようにして水分を吸い取って薬を塗り、他の場所や人にうつさない様にガーゼなどで患部を広く多い居ます。衣類は、面などの吸湿性の良いものを選び、膿などで汚れたらすぐに着替えさせましょう。タオルは、なるべく他の家族と共用しないようにしましょう。(洗濯は一緒にしてもかまいません。)

一度「とびひ」にかかったら、もうかからないの?
「とびひ」は免疫ができる病気ではありませんので、何度でもかかります。
ですから、治っても安心せず、皮膚を清潔にして、つめを短くきっておくなど、日頃から「とびひ」の予防につとめましょう。

「とびひ」予防の5つの心得
1.夏は、毎日お風呂に入るかシャワーを浴び、石けんを使ってよく洗浄し、あとはよく流しましょう。
2.湿疹・アトピー性皮膚炎の治療につとめましょう。
3.虫刺され、擦り傷などは早めにきちんと治療しましょう。
4.詰めは短くきり、外出後や遊んだあとは手をよく洗いましょう。
5.鼻をいじるのをやめましょう。


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