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思春期の子どもの暴力についてのお話を紹介します。 子どもの家庭内暴力が、深刻な事件に発展するケースが相次いでいる。埼玉県では1月暴れる次男(当時18)に悩んでいたという父親が息子を手にかけた。家庭という密室で、エスカレートする暴力に耐え、誰にも話せずに抱え込む親。思春期の子どもの暴力に、どう対応すればいいのか。専門家に聞いた。

手を出されたら
「一緒に暮らせぬ」警告

中国地方の40代の母親は、高校2年の長男から暴力を受けている。中学2年のころから始まった。母親が生活態度を注意する程度でも、殴ったり背中をけったりする。ひどいときには、顔を殴られ、母親は入院したこともあるという。

学校の先生に伝えると暴力がひどくなると思い、相談していない。県や市の相談窓口でも、具体的な対応方法は教えてもらえず、うつ状態になった。「学校でうれしかったことがあると、報告することも。秒力が毎日続くわけでもなく、どう対応すればいいのかわからない」

思春期の問題に詳しい精神科医の斉藤環さんによると、親が子どもの心を傷つけたり追いつめたりした結果、暴力をふるうことも多い。どこも経の対応を間違えると、どの家庭でも起こりうる。まず親が悪い刺激を与えないよう注意したい。

では、暴力をふるうようになったら、どうすればいいのか。斉藤さんは「暴力の頻度や程度は関係ない。『暴力は絶対に困る。痴愚に暴力をふるったら、もうあなたと暮らせない』」と子どもに言ってという。「夫からの暴力は我慢しなくていい、という社会的な合意があるが、子どもからの暴力は、親が耐える傾向がある。我慢せずに徹底拒否してほしい」

エスカレートしたら
一時避難し毎日電話を

それでも暴力を繰り返して、家族が怪我をしたり家財道具が壊れたりするなどエスカレートしたときはどうすればいいのか。
斉藤さんは
1.他人を家に入れる
2.警察に通報する
3.家族が非難する
を挙げる。

1は親族の婚約者など、家族ではない人に同居してもらう。第三者がいると、暴力が止まるケースが多いという。
2は「絶対に許さない」という態度を示すパフォーマンスのひとつ。逮捕されてしまわないよう、近くの警察署の生活安全化などに前もって相談しておくのもいい。暴れたその日に通報し、親族ではない人が駆けつけるのがポイントだ。
3は一時的に、ホテルや親族宅に避難すること。この場合に大切なのは、毎日、子どもに電話すること。子どもは家族がいなくなった当初は泣いて謝るが、しばらくすると起こり始める。さらに時間がたつと投げやりになる。この時点で一時帰宅を始め、暴力がなければ、帰宅回数を増やして沈静化を待つ。

斉藤さんによると、暴力も思春期の退行のひとつ。子どもの甘えたい欲求は、スキンシップではなく、会話で満たすようにする。「暴言を吐く子は、本人も理不尽なことを言っているとわかっている。親への恨み言は、事実無根でも聞いてあげて」。親に構ってほしくない子どもはいない。「子どもに無視されると放っておく親が多いが、そこを一歩踏み越えて話しかけてください。」

病気の可能性も
東京都立小児総合医療センター児童・思春期精神科遠藤季哉医師は「思春期の問題行動の浦には、精神的な病気や障害が隠れているケースもある」と指摘する。子どもが暴力を手加減し、句会している様子なら、家族関係の改善などで治まることもある。一方、全く反省していなかったり、暴力と極端な甘えを繰り返したりする場合は受診を勧めるという。

家庭内暴力
20歳未満の少年が同居している家族などに対して継続的にふるう暴力。少年相談などを通じて警察庁が把握しているだけでも、約1200件にのぼる(2009年)
08年よりは100件減っているが、05年以降は1200件前後で増えたり減ったり繰り返している。(朝日新聞朝刊より)
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