Mar 11
子どもの英語教育にはまず、英語の音を聞かせることが重要なようです。
◆英語 まずは音から ~子どもの脳の働き分析
英語を学びはじめた子どもは単語を「音」として脳の右半球で「言語」として理解するらしいことが、首都大学東京大学院の萩原裕子教授(言語脳科学)の研究でわかった。学術誌「セレブラル・コーテックス」電子版に論文が掲載された。
6~10歳の小学生484人に日本語と英語の単語を聞かせてから復唱させ、脳の血流変化から活動部位を知る光トポグラフィーで測った。すると、意味が分からない単語を復唱した時は、言葉の音や文字と意味を結びつける左半球の角回という部位が活発化した。
4月から小学5、6年生の外国語が必須になる。萩原教授は「外国語の理解はリズム、アクセントといった音を手がかりにしている。学び始めはたくさん音声を聞かせることも大切」と話す。(20110311朝日新聞朝刊記事より)
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