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幼児からの子育てに関する様々な情報を紹介しています。特にワクチン情報には力を入れています。
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子どもを抗生剤の害から守る!

○抗生剤の大量使用国・日本
日本は世界でも有数の抗生剤の大量使用国です。
抗生剤は細菌を殺す薬で、細菌による病気の治療には欠かせない大切な薬ですが害にもなります。

○ヒブと肺炎球菌ワクチン
子どもの命に関わる重症な細菌感染症のほとんどはヒブと肺炎球菌が原因です。
この2つの細菌に対するワクチンが普及し、すぐに抗生剤が必要な病気が事実上なくなりました。
このため、抗生剤の仕様が大幅に減らせるはずですが、実際には減っていません。

○ヒトと細菌の共存
細菌の一部は病気の原因になりますが、ほとんどはヒトに有益で、喉(のど)や昼、腸に無数住んでいます。
腸には薬500種類の細菌が住みヒトの体重の2%にもなります。
10kgの赤ちゃんでは200gが細菌なのです。
腸内の細菌は病気の原因になる最近の侵入を防ぐ効果やアレルギーを防ぐ効果があります。

○抗生剤による病気
抗生剤は腸内の有益な細菌まで殺してしまい、様々な病気の原因となります。

<喘息>0歳の子どもに2~3会の抗生剤を飲ませると1.5倍、4~5回飲ませると2倍も喘息になりやすくなります。

<幽門狭窄>胃の出口の(幽門)が狭くなり手術が必要な病気です。
赤ちゃんがマクロライド系の抗生剤(クラリス、クラリシッド等)を飲むと10倍も発病しやすくなります。

<炎症性腸炎>
慢性の下痢や血便が見られる難治性の病気です。
一部は抗生剤が原因とされています。

<川崎病>
世界一日本の子どもに多いなぞの病気です。
抗生剤による腸内細菌の変化が原因ではないかと疑われています。

○ウイルスには抗生剤は無効です。
咳や鼻水、さらに副鼻腔炎や中耳炎もほとんどは細菌の感染ではなくカゼに伴うウイルスの感染が原因です。
ウイルスによる病気には抗生剤は効果がないだけでなく、むしろ有害です。

○抗生剤の仕様が減らない理由
日本では子どもの日常的な病気、例えば「とびひ」や「ものもらい」、「副鼻腔炎」、「中耳炎」などは皮膚科や眼科、耳鼻科などでも診てもらえますが、海外では全て「小児科」か「家庭医」で診ています。
皮膚科や眼科、耳鼻科などは特殊な検査や手術のために総合病院にだけあります。
日本では多数の診療科で自由に抗生剤が処方できるため、子どもの抗生剤を減らすための治療方針を作ることが難しいのです。(リトルママ 子どものお医者さん ふかざわ小児科 深澤満先生のお話より)

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子どもの脳 薬物を速く吸収 ~理研、サル使い実験~

子どもの脳は、薬物を大人より速く取り込んでしまうことを、理化学研究所などがアカゲザルで確認し、25日発表した。
ヒトと同じ霊長類の脳を使って見える形で裏付けられたのは初めて。年齢にあわせた投与のやり方や新薬の開発に役立つと期待される。

理研分子イメージング科学研究センター尾上浩隆チームリーダーらは、幼少期(人間では3歳相当)と青年期(同10歳前後)、成熟期(同20代)の猿に薬を注射して、脳の組織にどれくらい取り込まれるかを、脳の断層画像を生きたまま撮影する手法で調べた。
飲んだ子どもが異常行動を起こす例が報告されているインフルエンザ治療薬タミフル」で実験したところ、幼少期と青年期ではいずれも成熟期の1.3倍ほど速く脳に吸収された。

脳には栄養は通しても毒や薬物を排出する機能がある。タミフルは他の薬より比較的脳に取り込まれにくいが、排出を担うたんぱく質の量が青年期でも不十分らしいという。尾上さんは「体が大きいヒトでもそうなのか、検証していきたい」と話す。(2011.05.26朝日新聞)

皮膚炎の薬としてステロイドを処方されることは多いですが、ステロイドについて知っているかというとそうでもありません。
今日はステロイドについて紹介します。


ステロイド薬は、腎臓の上にある副腎という臓器が作るホルモンを、人工的に合成したものです。化学構造の違いで、たくさんの種類があります。
ですが、外的から体を守る免疫や炎症にかかわる白血球などの働きを抑えるという効果は共通しています。
スギ花粉症などのアレルギーは、免疫システムが過剰に働いてしまい、炎症を起こしている状態なので、ステロイドでよくなるわけです。

大抵の炎症は抑えてくれるので色々な病気に使われています。ですが、大量に使うと、高血圧や糖尿病といった副作用も起こります。
また免疫を抑えるので、最近やウイルスの感染症などもおきやすくなります。

東京大学医科学研究所の田中廣壽准教授は「高架と副作用を切り離すのは今のところ難しい」といいます。
これはステロイドと結びついて効果を表す物質を、体のほぼ全部の細胞が共通して持っているためです。ただ、臓器や器官によって作用が違うので、アル部bんでは高架として、別では副作用として表れるわけです。「両刃の剣」といわれるゆえんです。

点鼻薬や軟膏、吸入薬などは、ステロイドを局所にとどめることで、副作用を避けています。一方、飲み薬や注射妥当、血液で運ばれ全身に行き渡ります。「花粉症が一発で治る」という触れ込みの中shがありますが、ステロイドを筋肉にも長くとどまらせることになります。副作用のリスクが高く、おきても措置がとれないため、アレルギーの専門医は薦めていません。

ただ、俗に言う「リバウンド」は副作用とは分けて考えた方がよさそうです。外からステロイドが入ると、農家rあ副腎に対して「しばらくホルモンを作らなくてもいい」という指令が出ます。
これが長く続くと、副腎が萎縮して、十分にホルモンを作れない状態になります。ここで突然、ステロイドの使用をやめると、ホルモンが十分に分泌されず、炎症が再燃することがあるのです。ステロイドをやめるときに少しずつ量を減らしていくのはそのためです。

アトピー性皮膚炎に使うステロイド軟こうの場合、強さによって「弱い」から「最強」まで、5段階に分かれます。

ステロイド薬が使われる主な病気と副作用
●主な病気
メニエール病・アレルギー(花粉症・ぜんそく・アトピー性皮膚炎)、膠原病、ネフローゼ症候群、潰瘍性大腸炎、クローン病、関節リウマチ

●主な副作用
軽いもの 顔が丸くなる(満月顔)、毛深くなる、にきびのような発疹、皮下出血、肥満

●重いもの
骨粗しょう症・筋力低下、糖尿病、高血圧、高脂血症、精神症状(抑うつ)、感染症の誘発

ステロイド薬のいろいろな形態
●点鼻薬  花粉症に使う点鼻薬
●目薬  ステロイドの目薬
●吸入薬  ぜんそくの吸入薬
●軟膏、ローション  アトピー性皮膚炎の薬
(以上 朝日新聞朝刊記事より)

「正しく知ろう子どものアトピー性皮膚炎」(朝日出版社)⇒コチラ
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