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Mar 6 福岡市東区の八田公民館で行われている「八田寺子屋」について紹介します。
このような取り組みが全国的に広がるといいなと思います。
 
福岡 留守家庭の児童 学ぶ

福岡市東区の八田公民館で、放課後に自動が集まって宿題に取り組む「八田寺子屋」が開かれている。留守家庭で机に足が向かない子どもたちに自主運お週間を実につけてもらおうと、小学校の元教諭が始めた。宿題が滞ることから起こる「不登校」の芽をつみたいという思いも、寺子屋を開くきっかけとなった。
 
◆元教諭と一緒に
寺子屋があるのは毎週水曜日。午後4時から5時までの1時間だ。2月23日の夕方にも、ランドセルをしょった八田小学校の児童が次々と公民館に集まってきた。1人で来る子もいれば、姉妹や友達同士で連れ立ってくる児童もいる。机が並ぶ2階の1室に入ると、すぐにノートを開いて宿題を始めた。

先生役を務めるのは、みなボランティアだ。 寺子屋の雰囲気はなごやかで、時ににぎやかさを見せる。「ほら、また違った。横、縦、縦でしょ」。漢字の書き順を覚えるのが苦手な4年生の男の子を、校区内に住む元小学校教諭、井出桂子さん(73)が付きっきりで教える。同じクラスの女の子2人は、1冊の算数のドリルを間に置いて、おしゃべりしながら鉛筆を走らせていた。 元気に音読を終えた男の子からチェック表を渡され、PTAの母親は保護者欄に「OK」を書き込んだ。

この日寺子屋を訪れたのは20人ほど。そのほとんどが、良心が共働きの「留守家庭」の子どもたちだ。4年生の男の子は「家はだれもおらんけど、此処にくれば友達もいるから楽しく勉強できる」。5年生の男児は「先生に教えてもらえるから、難しい宿題は寺子屋で片付けるようにしている」と話した。
 
◆不登校防ぎたい
寺子屋の発起人は、山口直さん(63)。やはり小学校の教諭だった。数年前に退職したが、かつて八田小で教頭を務めた縁で、一昨年から学校支援のボランティアとして同校に出入りしている。 朝、登校時間になっても姿が見えない児童の家に教師が電話で様子を尋ねる。そのやり取りに耳を済ませているうち、宿題をやっていないために学校に行き渋っている子が少なくないと感じられた。さらに聞くと、留守家庭の子が目立つという。

同校は「家庭学習の定着」を学校経営方針に掲げ、毎日のように宿題を出す。「子どもだけの家で、机に向かう気にならないのかもしれない。せっかくの宿題が不登校につながりかねず、残念」と感じた山口さんが、村瀬俊智好調に提案したのが寺子屋の試みだった。

対象となる4~6年生の家庭に案内を配り、昨年5月にスタートさせた。現在76人の自動が登録しているという。「兄弟とわいわいやっているような雰囲気がつくれたらと思った。みんな寺子屋の日を楽しみにしてくれているようだ」と手応えを感じている。
 
新年度からは日数や時間を増やし、対象も3年生以上に広げる予定。百マス計算など、学力を伸ばす独自の課題にも力を入れたいという。同校の窪田直樹教頭は「学校の取り組みとして心強い。ボランティアの人数が増えて、連日開かれるようになればありがたい」と、教職OB・OGらの取り組みに感謝の気持ちを語った。(以上朝日新聞朝刊より)
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