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携帯 接続制限まだまだ ~ 福岡県警 販売時の徹底要請
子どもの携帯電話にフィルタリングを設定する動きが広がらない。
設定すれば出会い系やアダルトサイトに接続できなくなり、性犯罪などの事件に巻き込まれるリスクが大幅に回避できる。
県警は、携帯販売店や保護者に一層の協力を求めている。 子に性犯罪被害のリスク 県警が昨年、県内の女子高生にアンケートし、約8千人から回答を得た。
約8割が携帯を持ち、そのうち約7割が「フィルタリングサービスを利用していない」と答えた。
一方、携帯から出会い系サイトやSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)などにアクセスして、児童買春などの性犯罪に巻き込まれた18歳未満の子どもは昨年、県内で62人。大半はフィルタリングが未設定だったという。
4月に宗像署が摘発した児童買春事件も、被害にあった女子高生はフィルタリングされていない携帯から出会い系サイトにアクセス。売春目的の複数の男性と知り合ったとされる。
少女は、このうちの一人から「わいせつ行為を撮影した写真をばらまく」などと脅され、怖く案って県内の少年サポートセンターに駆
け込んだ。
県警少年課は「子どもたちが被害に遭ったり、非行を助長したりする悪環境を排除するのは大人の義務。
フィルタリングはその手段の一つだ」と話す。
鍵を握るのは携帯電話の販売店。2009年4月に施行された青少年インターネット環境整備法で、18歳未満の子どもが契約する際、販売店名は保護者の了解がない場合を除き、原則フィルタリング機能をつけて販売するよう義務づけられた。
ところが、少年課員が昨年12月、子どもの携帯電話を買うように装って県内の30店舗を覆面調査したところ法の趣旨が周知されていないことがわかった。
フィルタリング機能自体を知らない店員や、積極的に説明しない店員が店頭で対応する店が約4割以上に上った。
県警は、県内の全販売店を直接訪問し、設定を徹底するように呼びかけるほか、保護者や教育関係者らと接する機会を設け、フィルタリングを設定するように勧めていくという。
フィルタリング:出会い系やアダルトなど、未成年者に有害なサイトへの接続を遮断するサービス。安全なサイトだけに接続できる「ホワイトリスト」と出会い系サイトなどへの接続を制限する「ブラックリスト」がある。
リストがある。
携帯各社のサイトから無料で設定できるほか、販売店の窓口に持ち込めば対応してくれる。(2011朝日新聞)
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