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幼児からの子育てに関する様々な情報を紹介しています。特にワクチン情報には力を入れています。
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ロタウイルスに感染するとその嘔吐や下痢の激しさにびっくりします。
本当に噴水のように嘔吐します。
これから夏にかけてロタウイルス感染の季節でもあるようです。



□ロタの季節 乳幼児ご用心

乳幼児がかかりやすく、下痢嘔吐を起こすロタウイルス胃腸炎は、3~5月が流行のピーク。
脱水症やけいれんなど重くなることもあり、「春の大敵」の感染には注意が必要だ。

・突然の発症 長期化も

「水道の蛇口から、水が勢い浴出てくるようにブワーッと。うろたえました」。
大阪氏の女性(28)の長男(1歳3ヶ月)は9日朝、保育所へ出かける前に突然吐いた。
病院へ駆け込み、便検査をするとロタウイルスを検出。
その日、2回吐き、7回下痢をした。
38.5度まで熱が上がったが、翌日には平熱に戻った。
下痢は5日間続いた。
感染症胃腸炎の原因となるウイルスは、ノロウイルスをはじめ20種類以上ある。
乳幼児を中心に流行するロタウイルス胃腸炎は、ほかに比べ嘔吐と下痢が長引いたり急激におきたりして、
脱水症が起こりやすい。
初めて感染したときや、生後6ヶ月から2歳までがもっとも重症化しやすい。
博慈会記念総合病院(東京都足立区)小児科では、3月に20人、4月はすでに30人超が感染性胃腸炎で入院した。
外来患者はこの約10倍にのぼる。
ほとんどはロタウイルスが原因だ。
患者は乳幼児が中心で、小学生や保護者ら家族に発症が広がっているのが特徴。
副院長の田島剛医師(小児感染症)は「今後もっと増えるのではないか」と警戒する。
保育園や幼稚園での集団発生(10人以上)は、3月に山梨県忍野村、4月に岩手県北上市や盛岡市、
大阪市などで確認された。
東京都内でも、ロタウイルスなど感染症胃腸炎の集団発生が、3月に5園、4月に2園報告されている。

□対処法は? おなか休めて、水分こまめに
殺菌は熱湯・漂白剤で
 
感染者の便や嘔吐物に腹案れているウイルスが手などにつき、口から体内に入るのが主な感染ルートだ。
感染を防ぐ基本はウイルスを洗い流すこと。
ウイルスを殺すには、次亜塩素酸ナトリウム(家庭なら塩素系漂白剤)か熱湯での消毒が必要だ。
「子どものお尻を拭いたとき、手に汚れがつかなくても、ウイルスは付着したと持ったほうがいい。
手洗いを念入りに」。
直中毒予防のかつ王をする大阪食品衛生協会専務理事の淡野輝雄さんは呼びかける。
「子どもがはいたら、その場所から、兄弟をまず遠ざける。便や嘔吐物の片付けは複数でしないで、一人で処理しましょう」
ウイルスに対する薬はなく、対処法水分補給が中心だ。
大阪府再生会中津病院小児科副部長の大和謙二医師は「吐き気があるうちは、固形物を食べさせないように。おなかを休めることが大切」と話す。
嘔吐するのは、胃腸の動きが止まり、食べ物を消化できないから。
食欲がある子もいるが、食べることが嘔吐を長引かせ、脱水症に陥る場合もある。

水分補給にも注意が必要だ。
博慈会記念総合病院の田島医師は「水分補給は、吐いたすぐ後ではなく、30分~1時間ほどして落ち着いてから」と勧める。
すぐに水分を補給すると、反応が激しくなる恐れがあるからだ。
水分を少しずつこまめに与え、食べ物を口にできるようになったら、おかゆや塩おむすび、もとの食事へと戻していく。
「便の硬さと同じものを目安にするといい」と助言する。

◆こどもの看護の注意点(大阪府済生会中津病院の大和謙二医師による)
・吐いた後は食べ物ではなく水分補給から
・水分補給は…
 ・まず子どもが好むもの(薄めた果汁やお茶)を50cc
 ・50cc飲めたらイオン飲料を30分から1時間に1回、量を増やしながら与え、3~4回繰り返す
 。100cc飲めたら、ゆるいおかゆを与えてみる。
・口の中が渇いていたら脱水症のサイン。病院へ
・排便が普段のペースに戻ったら、通園・通学を再開する目安に

◆感染予防のために(長か食品衛生協会の淡野輝雄さんによる)
・手洗いを徹底する
・喚起を十分に
・便や嘔吐物が付着したものは塩素系漂白剤と共にポリ袋にいれ、封をする
・オムツ替えは捨てられるビニールシートや新聞紙の上で
・掃いた場所から半径2メートルを目安に、250倍に薄めた塩素系漂白剤で拭く
・汚れた衣類はほごれを落とし塩素系漂白剤につけるか、熱湯で1分以上消毒を
・処理するときに使い捨ての手袋やマスクがあるとなおよい

※ロタウイルス胃腸炎
発症までの潜伏期間は2~4日。
白色の便が出ることも。
国立感染症研究所によると、5歳以下の患者数は年間約80万人(推計)で、その4分の3は2歳以下だ。
発症を減らしたり症状を軽くしたりするワクチンが、昨年から接種可能になった。
生後6~24週に、4週間以上あけて2回接種する。
任意接種で2回で3万円前後になるため、助成する自治体が出始めた。
北海道幌加内町が全額、栃木県大田原市が1回につき7千円、東京都渋谷区や三重県名張市が堂7500円など。
(朝日新聞 20120424より)
 

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