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幼児からの子育てに関する様々な情報を紹介しています。特にワクチン情報には力を入れています。
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ウイルスや細菌に感染して起こるがんがあります。ワクチンや薬で予防や治療ができるのでしょうか。

感染してかかるがん ~薬・ワクチン 予防どこまで~
肝炎ウイルス肝臓がん ~C型、7割は排除可能-

肝臓がんは、肝炎ウイルスがんの発生に大きくかかわている。なかでも国内の肝臓がん患者の70%はC型肝炎に感染している。B型肝炎も15%を占める。
B型、C型肝炎ウイルスに感染しないことが、肝臓がんの予防につながる。
肝炎ウイルスに感染するとなぜがんになるのか、詳しい仕組みはまだわかっていない。
C型に持続感染すると、肝炎肝硬変肝臓がんと段階的に移行する。B型は持続感染からの経過は様々で、いきなり肝臓がんになる場合もある。

B型肝炎は国内に約100万人の感染者がいると言われ、ウイルスは血液体液を通じて感染する。
感染の経路は感染者との性交渉や注射器の使い回しなどだ。乳幼児期の集団予防接種で、注射器を使いまわしてB型肝炎に感染したとして訴訟にもなっている。

健康な人の場合、大人になってから感染しても持続感染せず、一過性で終わるとされてきた。持続感染するのは、母親が感染者で、赤ちゃんにうつる母子感染だ。現在はワクチンで赤ちゃんへの感染を防げる。

しかし、最近、B型の中でも、これまで日本に存在しなかった外国方の中に、大人になって感染しても持続感染するウイルスがあることがわかってきた。
国立国際医療研究センターの溝上雅史センター長は「ここ数十年で世界の人の交流が活発になり、B型欧米型などの新しいタイプのウイルスが確認された。大人になってからの感染も注意が必要だ」と言う。

C型肝炎は国内に150万~200万人の感染者がいる。B型ほど感染力は強くないが、ウイルスの抗体ができにくく、大人になって感染しても70%の人が持続感染する。C型に感染すると、抗ウイルス薬でウイルスを排除する治療をする。近年、新しい薬の開発が進み、約7割の人がウイルスを排除できるという。
C型に感染した人の半数は、過去に輸血などの経験がなく、感染経路はわかっていない。肝臓がんの予防は、まず肝炎検査をすることが大切だ。

武蔵野赤十字病院泉並木副院長は「肝臓がんは自覚症状に乏しく、再発の危険も高い。まず、肝炎検査を受けて肝炎ウイルスの感染がわかったら、肝機能に以上がなくても専門医を受診して欲しい」と話す。

感染とがんの関係
(2011.5.26朝日新聞)
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HPV子宮頸がん ~接種の効果7割まで~
子宮の入り口の部分にできる子宮頸がん。毎年約1万人が感じになり約3500人が亡くなる。この原因となるのが、ヒトパピローマウイルスHPV)だ。

HPVは130種類以上あり、子宮頸がんと関係があるのは一部だけだ。性交渉感染し、日本人女性の8割は一生のうちに1度は感染するとされる。
多くの人は感染しても免疫によってウイルスは消えるが、1割程度の人は感染が持続し、子宮頚部の細胞が変形する「前がん状態」になる。そのうち1割程度の人ががんになる。

「HPVに感染すると、細胞が持つがん化を抑える『がん抑制遺伝子』が変化し、がんになりやすくなると考えれています。」と吉川裕之筑波大教授(産婦人科)は話す。
持続感染リスク喫煙。喫煙で免疫力が下がりウイルスを排除できなくなるとみられている。

昨年度から、中学生高校生の一部が公費助成によりHPVワクチンの接種を受けられるようになった。現行のワクチンはHPVの種類のうち、16型18型と呼ばれる2種類にしか効果がない。このため子宮頸がん防げるのは、HPV感染者のうち6~7割りにとどまる。「ワクチンと同時に検診も受けて欲しい」と吉川さんは強調する。
 

感染とがんの関係
(2011.05.26朝日新聞)

子どもの脳 薬物を速く吸収 ~理研、サル使い実験~

子どもの脳は、薬物を大人より速く取り込んでしまうことを、理化学研究所などがアカゲザルで確認し、25日発表した。
ヒトと同じ霊長類の脳を使って見える形で裏付けられたのは初めて。年齢にあわせた投与のやり方や新薬の開発に役立つと期待される。

理研分子イメージング科学研究センター尾上浩隆チームリーダーらは、幼少期(人間では3歳相当)と青年期(同10歳前後)、成熟期(同20代)の猿に薬を注射して、脳の組織にどれくらい取り込まれるかを、脳の断層画像を生きたまま撮影する手法で調べた。
飲んだ子どもが異常行動を起こす例が報告されているインフルエンザ治療薬タミフル」で実験したところ、幼少期と青年期ではいずれも成熟期の1.3倍ほど速く脳に吸収された。

脳には栄養は通しても毒や薬物を排出する機能がある。タミフルは他の薬より比較的脳に取り込まれにくいが、排出を担うたんぱく質の量が青年期でも不十分らしいという。尾上さんは「体が大きいヒトでもそうなのか、検証していきたい」と話す。(2011.05.26朝日新聞)

ワクチン3 ヒブ髄膜炎から子守ろう
ヒブ」という名前の細菌を聞いたことがありますか。
インフルエンザ菌b型」の略称(Hib)で、乳幼児に重い感染症をおこす病気のことです。
インフルエンザ菌は、名前は似ていますが、インフルエンザウイルスとは全く違う別物です。
乳幼児の20人に1人の鼻の中に住んでいて、保育園や幼稚園で感染していきます。
たくさんの種類があり、中耳炎肺炎の原因としてよく知られています。

そのなかで、b型は特に病原性が強く、血液中にはいってからだの中を巡り、その一部は脳に達して髄膜炎を起こします。
また、物を食べるとき、気管にふたをする役目をする喉頭蓋(こうとうがい)というところに感染して窒息死を引き起こすこともあります。
いずれも進行が早く、見つかったときには手遅れということが多いです。
ヒブによる髄膜炎は乳幼児期(2ヵ月~5歳)に多く、日本では年約400人がかかります。
いったん発症すると治療しても4%が死亡し、30%は発達の遅れやまひ、けいれんなどの重い後遺症で長期の療養生活を送ることになります。

欧米では1980年代後半からヒブワクチンの接種が始まり、現在では世界100カ国以上で行われています。
米国ではワクチン接種が始まってから、ヒブ感染症が激減しました。
日本でも2008年12月からワクチン接種が始まりました。
今年から公的助成が始まり、北九州地区で1月から、福岡地区では3月から無料でワクチンを受けられるようになりました。
ただ、ヒブワクチンの接種は3月に一時見合わせられました。
接種後の死亡例が、小児用肺炎球菌ワクチンとあわせて7例報告されたためです。
専門家会議で詳しく検討され、死亡との直接的な因果関係はないとの見解がまとまりました。
このとき問題になった複数のワクチンの同時接種についても、欧米での実績から「安全性に問題はない」とされました。
接種は4月1日から再開されました。

ヒブワクチンは2ヶ月~5歳未満が対象です。乳幼児は感染を抑え込む力のつき方が悪いため、数回接種する必要があります。しかし、子どもが小さい時期ほどヒブ感染症を起こす率も高いですから、2ヶ月になったらできるだけ早くワクチンを接種することをお勧めします。
元気で生まれてきた大切な赤ちゃんの命を、ワクチンで防げる病気で落としてはなりません。
ワクチンは子どもの命を守るプレゼントだと思います。

福岡地区小児科医会理事 くろからみちこ小児科クリニック院長 黒川美知子さんのお話
 九州大卒。九大病院、浜の町病院勤務、済生会福岡総合病院小児科部長を経て2000年に開業。
(2011.05.25朝日新聞)
子どもの遊具事故 4年で2千人搬送 ~  東京消防庁調べ  滑り台 最多


公園などの遊具で遊んでいる最中に、子どもが怪我をする事故がなくならない。
東京消防庁によると、東京都内(一部地域を除く)では2007年~10年の4年間で、12歳以下の子ども2095人が救急搬送された。

過ごしやすく公園で遊ぶ機会が多い4~6月と10月に起きやすいという。
遊具別で最も多かったのは滑り台で653人。ブランコ鉄棒ジャングルジムと続く=グラフ。


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年齢別に見ると、滑り台での事故は2歳に多く、6分の1近い106人を占めた。
階段を上っている途中で足を滑らせたり、踊り場から落ちたりするケースが目立った。
ブランコの事故も2歳が53人で最多。2~8歳の各年齢層で事故が起きやすく、骨折など入院が必要になる割合が高かった。

要因別では、遊具からの転落が1872人、衝突が387人。二つで全体の84%を占めた。
同庁は子どもの危険な行動を見かけたら注意することや、幼い子から目を離さないよう呼びかけている。(2011.05.22朝日新聞)
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